外部塗装はプラネットで


 

築四年になる小杉クリニック

築四年になる小杉クリニック

表はパイン色で木目を生かす

表はパイン色で木目を生かす

裏はシーダーでツートンに

裏はシーダーでツートンに

 

 

建てて、早4年になる小杉クリニック。病気を治すところだけに、人の体に害のあるようなものは使えない。その点このプラネット社製のウッドコートは開業中でもお客さんに迷惑をかけないのでありがたい。仕事を請け負っていただいた、北山産業は、塗装業者の中でも数少ない、自然塗料に詳しい会社だ。業者の中には、黙ってシンナーを使う人が多いので要注意である。

この診療所は当初は柿渋を塗っていた。本来柿渋だけでは雨露を凌げないので、上から桐油を塗るのが推奨だが、これが、のびない。あまりにのびないので、普通に塗るのは、不可能に近いほど大変である。まあ、当初は予算もなかったので、柿渋だけでどれくらい持つのか、試したかった面もあったので、そのままにした。雨風の当たりにくい東と南の面はなかなか、良い風合いで、よかったが、北面と、西面は一年目から色が変わり始めた。すべて、杉の赤身の板を使っているので、強度には何の問題もないが、いかんせん、客商売の診療所に、イメージが悪いので、塗り替えることとなった。

南面と東面は今の風合いが良いのであまり変わらないようにとの先生の希望だったので、パイン色を薄めに半透明に塗ってもらった。汚れの目立つ面は、少し濃いシーダー色を塗ってもらった。一緒に見る事がないので、さほど気にならない。ウッドコートには桐油の成分も入っているので、今度は、長く持つだろうと思う。

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