ドイツ通信9「土地開発計画」後編
土地開発計画?その後
ラインハウスやダブルハウス建設が予定されている地域。どれだけの緑が犠牲になるのだろう、と出かけてみました・・・。新聞記事には「小さな庭」とあったので、さぞかし美しいガーデンが取り壊されるのだろうな・・と思いながら訪れました。
現地に到着して、唖然。これはガーデンではなく、荒れ地です。建設予定地として、長らく放置されている土地以外のなにものでも無い場所です。やはり新興住宅地らしく、周辺には新しい建物が多く、如何にも“作られた街”の雰囲気があります。そして、その予定地に隣接した場所では、ダブルハウスやラインハウスの建築が進んでいます。モデルハウスも公開されています。土日もオープンしているようなので、週末に訪れる住宅購入希望者も多いのでしょう。
ダブルハウスを見ながら考えました。これを建てるメリットって何でしょう?一つの棟に玄関2つ。(モデルハウスの玄関は全くの対角に位置していました。)これは、二世帯住宅ではありません。入居するのは見ず知らずの他人同士です。下水関係や電気関係の工事が一回で住むからでしょうか?家を建てることについては、何の知識も持ち合わせていませんが、低予算で建設でき、安く売りに出せるのかもしれません。
そして、(当然?)木造ではなく鉄筋コンクリートなんですね。構造的には強いのか弱いのか。私には分かりませんが、親方〜〜どうですか?
(ドイツ近隣出身の友達から“地震ってどんなのなの?説明して〜〜”と興味深そうに尋ねられたことがあります。家を建てるとき、購入するとき、耐震を考慮するなど有り得ないのでしょう)。
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