南米に第5の文明が


 

アンデスの動物何だかとてもかわいい

アンデスの動物何だかとてもかわいい

川本先生

川本先生

 

先日、一燈園を見学した後、南米ペルー帰りの川本芳先生にあった。芳先生は、京都大学霊長類研究所で動物の集団遺伝学の研究をされている。

その先生が、アンデス高地の遺跡の発掘調査に参加されていて、とても興味深い話をされていたので報告したい。

アンデス高地と言えば、インカ帝国のあったところで、インカと言えば、文字を持たない文明として有名である。だから、文明のことが文字で説明されないので、わからないことも多く、実際に発掘などの調査をして、確認実証するしかないのだが、今回の本題はそこではなくて、発掘中の大発見についてである。

インカ帝国は今から400年ぐらい前、日本で言えば戦国時代、の頃栄えた文明である。遺跡発掘中にずっと前に盗掘された穴があって、そこが突然縦に何十メートルも崩れたそうである。そしたら、発掘している層の下からもっと古い建物の跡が出てきたというのだ。

何層にもなっていて、一番古いのは4500年も前の層らしい。そこから植物を編んだ袋が出たという。この袋、何に使ったかというと、中に石ころを詰めて、土嚢にして、基礎部分につみあげたらしい。4500年前の地震対策というわけだ。4500年前と言えば、世界4大文明が栄えた頃だ。黄河文明、エジプトナイル川、インドインダス川、中東チグリスユーフラテス川文明だったかな。

でもここアンデスは川じゃなくて高地、もしかして、もしかして、今世紀最大の発見だったりして。ペルーと言えばナスカの地上絵もあったり、不思議なことだらけだけれど、何だかとても面白い。続く

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