ビワマス
海に下らずに、湖を海に見立てて、回遊する魚がいる。ビワマスだ。大きいものになると60センチを超える。本来、薄緑色の体は、この季節、銀色に輝く。
ダムなどで、川が涸れなければ、どこの川にも、鱒は上っていくはずだ。美しいその魚体にしばし見とれた。食べても、すこぶる美味である。こんな魚が身近にいる。だから釣りは止められない。かつて愛知川にもたくさんの鱒が上ってきた。川が鱒で一杯になるくらい。夢のような話である。今でも、毎年、少しではあるが上ってきている。漁協も、ちんけな放流事業など止めて、本気で川を再生して欲しいものである。
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