2022年
集団移住「皆が平等に」
皆が平等に 今から思えば、一体どういう考え・思いで、移住が行われたのか 細部について再現するのは難しい。それでも、村中で相談して決め て、それが皆、滞りなく守られて、秩序のあるままに現地に移り住 めたと云うことは、まさに […]
茗荷村通信「集団移住。我々はどうやって、ここを離れたか」
茗荷村通信「集団移住。我々はどうやって、ここを離れたか」 「もし、ここを出る気があるのなら、協力を惜しまない。」 昭和47年、未曾有の台風災害の後、大萩が集団移住する事になっ たのは、災害復旧中で大騒ぎの大萩に当時の県知 […]
茗荷村通信「流汗同労」
流汗同労とシンクロニシティ 幕末、江戸時代の終わりに日本に来た植物収集業の英国人フォーチュンは、当時の日本のお寺の行事を見て述懐している。 ・・・・僧侶の読経が始まると、そこに集まっていた参拝者がそれに併せて「南無、 […]
茗荷村通信原稿「自然随順」
自然随順 このブログを読んで下さる方はご存じかと思うが、大分年数も経ったので、もう一度おさらいしておこうと思う。何年か前から、当社が建設に関わっている茗荷村という村があり、そこは、40年ほど前に始まった。村が出来た経過は […]
後継養成
後継養成 「ビワマスの半熟卵をごちそうしますから・・・。」高城さんに 紹介を受け、二回目に家を訪ねたとき、増井憲一さんは電話の真っ 最中だった。一ヶ月後に海外調査に旅立つ予定の氏は自然保護団体 の設立に向けて忙しくされて […]
桃源郷
茗荷村通信 「桃源郷」 「まるでここは桃源郷ですね。」楠亀さんに案内されて、その地を訪れたのは、二十世 紀も終わりに近い一九九九年の三月であった。 話を聞いていたのはその前の年であった が、雪に埋もれていたため、春を待っ […]
物心自立
茗荷村通信 「物心自立」 近頃、なんだかしっくりこないことがある。それは家をリフォームしたり、建て替えた りするとき、発生するゴミの処分である。ゴミと云ってもそれまで使っていた家財道具が 主であり、まだまだ使えるモノも多 […]